2017.02.21
医学書院出版の精神看護(第13巻第3号)で三上勇気理事長の「認知行動療法~統合失調症の場合~」が巻頭で20ページに渡り特集され、同雑誌中に三上勇気理事長の「慢性統合失調症患者への病識の獲得を目的とした認知行動療法」が掲載されました。
≪三上勇気理事長のコメントの一部≫
「幻聴・幻覚・妄想があるためにそれが命じるままに動いてしまう患者さん、引きこもっている患者さん、大声で他者を威嚇する患者さん、暴力をふるう患者さん、自分の身体を傷つける患者さん、確認行為が止まらない患者さん……精神科の現場では、このように幻覚・妄想が患者さん自身に多大な困難を与えているケースがたくさんあります。これまで認知と妄想が密着している場合、その認知を変えるのは困難だと思われてきました。しかし、認知行動療法ならば打つ手があります。」