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虐待(DV)って何?これって虐待なの?-虐待やDVの定義とその対処法について-

虐待(DV)って何?これって虐待なの?-虐待やDVの定義とその対処法について-

夫(妻)から日常的に暴力や暴言を受けている。どうしたらいいかわからない。

虐待(DV)ってなに?

虐待(DV)にはいくつかの種類があります。殴る、蹴る等身体的に傷つける身体的虐待。暴言、脅迫、無視、嫌がらせ、暴力を見せるなど心理的に苦痛を与える心理的虐待。本人の同意なしに性行為を行う、また嫌がっているのに性的なものを見せたり、卑猥な写真を撮影するといった性的虐待。本人の同意なしに、金銭、財産等を使用したり搾取する、また本人の同意なしに金銭の使用を制限したり管理する経済的虐待。食事を与えない、病気になっても病院へ連れていかない、おむつを交換しない、長時間にわたって放置する等保護者としての役割を著しく怠るといったネグレクト(放任・放棄)です。

虐待とDVの違いは?

DVとは、ドメスティック・バイオレンス(Domestic Violence)の略です。明確には定義はありませんが、夫(妻)やパートナー、親(子)等の親密な関係にある、もしくは過去にそういった関係であった人から振るわれる暴力のことをさす場合が多いです。家庭内暴力と訳されることもあります。DVも虐待の中に含まれます。

殴られたり、暴言を吐かれたりして辛い状況にも関わらず、長期化していくのはなぜ?

一般の人から見れば、「暴力が振るわれているなら逃げればいい」と思うかもしれません。しかし、実際にはそこまでうまくは行きません。相談すると余計に殴られるのではないか、子どもに影響があるのではないか、生活はどうなるのか等いろいろなことを考えると逃げられなかったり、助けを求められなくなってしまいます。虐待(DV)の影響虐待(DV)を受けると、攻撃性や感情の調節不能、PTSD、自尊心の低下、抑うつ、食欲不振や無力感、不安障害、それらによるコミュニケーションの問題や、社会参加の抑制による社会的機能の低下等様々な影響が出る可能性があります。

どこに相談したらいいの?

各自治体に配偶者暴力相談支援センターや婦人相談所が専門で相談を行っています。緊急性の高い場合には、警察の介入も考えられます。配偶者暴力相談支援センターから、色々な連携機関を通して母子支援施設などの住む場所の支援や、場合によっては生活保護等金銭面の支援も行っていきます。当センターでもご相談はお受けしています。必要に応じて上記各種機関とも連携して支援を行っていきます。

治療

薬物療法 虐待(DV)によってPTSDや不安、抑うつ、不眠等の症状が出ている場合には、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠導入剤等の薬物療法が必要になることもあります。心理療法としては、PE(持続エクスポージャー)、EMDR、認知処理療法等にエビデンスが認められています。

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